氷河期世代の就活

私は氷河期世代ですが、小中高とまぁ人が多くて。

 

大学受験と言ったら地方からワーっと集まってきていましたので、えらい競争率でした。

 

どのくらいって文科省のデータは以下にありますが

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm

 

2015年の4年生大学不合格率は6.4%

1992年のそれはなんと41.2%!

 

文字通り桁が違うわけですね。

 

更にそこに91年からのバブル崩壊による雇用環境の悪化が加わりましたので、本当に職につけない!

 

そんな世知辛い状況を意識したのでしょうか?今とは違う働き方のススメがありましたね。

 

いわゆる派遣社員、好きに働き好きに生きる

 

みたいな考えです。

正社員に縛られない!みたいなやつですね。

 

そして現在、再び氷河期世代は呪われた世代として注目を集めている訳ですが、どうなんでしょうね。

 

私の周りの40代無職に話を聞くと

 

やりたい仕事が無い

いざとなったら何でもやるけど…

 

みたいな意見が多いですね。

 

今でも職はあるんです。

派遣でも、アルバイトでも。

でもやりたくない。

 

家族のため、妻のため、食べるため、車のため、家のため、自分のため…それでは動かないんです。

 

すぐに覚えられて繰り返すだけの反復労働、暑さ寒さ起床時間に労働時間、少ない給与。

 

確かにやりたくないですよね。

 

でもコレ逆の立場から見たらどうでしょうか?

 

腹は出てきた、髪は薄くなった、辛いことは嫌だ、今更人に聞けない、頑固で、新しいものに興味が無くて、それなりの給与が欲しい人材。

 

雇いたいですか?

素直で、薄給でもスキル向上を楽しめる、体力のある人材の方が良くないですか?

 

国は氷河期対策に動き出すそうです。

そろそろこちらも価値観を変えて行きませんか?

 

お互いの歩み寄りで解決したいですね